幻想再帰のアリュージョニスト読む2-5
・前回に引き続きバトル回。
今回だけでもいろんな敵が出てきて、しかもどれも一癖も二癖もあってボスっぽい雰囲気を持っており、それぞれ戦い方が変わるので面白い。とはいえ、いつも1話ごとに大きく状況が動いてきたのを比べると、今回は状況としてはそれほど大きく変わってない。次の話に期待
・白鯨さんじゃないですか。とおもったら一角鯨だった。カッサリオ>>コルセスカ>>>カーイン>>アズーリア+アキラ>エスフェイル
・キュトスの魔女。出典は多人数で架空神話を創る試み『ゆらぎの神話』プロジェクト?こんなのあったのか。
古き神キュトスの欠片たちの総称。キュトスの死とともに生まれ、その数は71。少女の外見だが不老不死。すべての欠片が一つに戻ったとき、キュトスは復活する。彼女たちはキュトスが復活するまで消滅することはない。たとえ彼女たちが死んだとしても、世界のどこかで新たなキュトスの姉妹が誕生する。キュトスの魔女という蔑称で呼ばれることもあり、一部の土地では「キュトスの魔女に連れてかれるよ!」という言葉が、子供に対する脅し文句として使われている。1番目のヘリステラから9番目のアーザノエルまでは、「悪魔の九姉」あるいは「守護の九姉」と呼ばれ、それ以降は「結界の六十二妹」と呼ばれる
・この世界のタチコマはちゃんとゴーストが宿ってるのか。
『星見の塔』の技術力の結晶。魔女によって作り出された人造の魔女。創発的人工意識によって出力される形象、それがシューラ。このちびシューラも、そっちのトリシューラも、等しくシューラであって、トリシューラという現象の一部
・前回戦闘は金の力だ!って言ってのにNDKNDK
「上等だ、俺の全てを賭けて、この窮地を乗り切ってやる(キリッ)! きゃーアキラくんかぁっこいいー!」
「仕方ないよ、兵装開発にはコストがかかるの。補給も整備も大変なの。戦うって、消費活動なんだよ」
命に大した交換可能性を見出さない俺であっても(あるいは俺だからこそ)、できれば殺人に大きなコストはかけたくない心理が働いているようだった。できれば人を殺す時は安上がりに済ませたい
・うわあ主人公のサイボーグ化。これ最近「アカメが斬る」でみたやつや!。完全に敵がそうびしてそうなやつだ。そしてこれは「杖」のカテゴリーなのね。
第十四の杖『ヴァレリアンヌ』は空間の断層を作り出して相手を攻撃するよ。基本的に防御不可能だけど、燃費がものすごく悪くてエネルギーが切れるとただの手斧になっちゃう
・うわあこれめっちゃ興味深い。 純粋に金だけのバトルになると「C」ってアニメがあったけど、実際に目の前でちみどろの戦いしててもこういう感覚になるか。MUGENにいる「マニー」ってAAキャラ思い出した。
http://www.youtube.com/watch?v=NRYDxQArAf4
だんだんと、自分のなんということのない行動に伴って『大金が溶けていく』という現実が足下をふわふわと頼りないものにしていくようだった。実際に手元にある資産ではなく、将来的にそれを作って返さなくてはならない。その契約は情報としてのみ記録されるのだ。身体性との乖離が斧の使用を軽くする。金が溶けるということの恐怖が感情制御アプリによって切り離され、価値に対する感覚が麻痺し始めていた。
・上で書いた単純な戦闘力の相関が、相性の問題でいきなり乱れる展開に興奮する。
複数の勢力が入り乱れた乱戦で、相性による有利と不利が発生していた。
・カーインさん長生きできたら、カーインさん視点の短編とかあると面白そうやね
何の真似だ、シナモリ・アキラ?・・・ほう、それはそれは。義理堅いことだ、悪鬼羅刹の顔を見せたかと思えばそのような可愛げも持ち合わせていたか。ますます面白い奴。何だ、根に持つな。あれは予断だ、許せ。それに君はどうやら天井のほうが高いと見たぞ。私ならばそうすることも可能だがね。何だったら君の身体で試してみても構わない
・戦いにおいて、感情も動作もアプリによって制御し、思考や意思のみに集中するってのがホントスタンドバトルみたいで、スタンドと違って多様性あるのが面白い。iphoneの偉大さも改めて(「切り替え」の容易さや多様性・即応性とかの面で、ノートPCの壁をやっぱり突破したって感じある)
大丈夫かどうかは俺ではなく、このアプリの信用度が決める。ユーザー評価平均星五つ(満点)を獲得した優良アプリの導きに従って、左腕から排出された手斧を右手で握ると、大きく振りかぶって投げる。弾道予報の力はノーコンを最高の投手に変える。